「複数業務要因災害」と解雇制限(労基法19条)の関係性
以前と比べて副業・兼業が普通になってきていますが、長時間労働や連続勤務による健康障害(脳・心疾患、精神障害など)のリスク管理は使用者にとって重要なテーマです。今回は、複数の就業先での業務負荷が重なって発症したケース(複数…
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以前と比べて副業・兼業が普通になってきていますが、長時間労働や連続勤務による健康障害(脳・心疾患、精神障害など)のリスク管理は使用者にとって重要なテーマです。今回は、複数の就業先での業務負荷が重なって発症したケース(複数…
現行の健康保険被保険者証が2024年12月2日からは新規発行されなくなり、マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険被保険者証利用)を基本とする仕組みに移行します。 2024年12月2日以降、現行の健康保険被保険者証…
月曜から金曜までの週5日(各7時間)勤務のパートさんに、土曜日にも勤務してもらいました。この土曜日出勤に対して時給分の給与を支払いましたが、本人から休日割増手当を支給してほしいといわれました。休日割増手当を支払うべきな…
人口減少社会となり労働人口も減少する中、政府は外国人労働者の流入促進を図っています。実際に外国人労働者と接する場面が増えてきていますし、業界によっては外国人労働者が不可欠となりつつあります。そこで今回は、外国人労働者を…
ジョブ・カードはご存じでしょうか?ジョブ・カードとは、①生涯を通じたキャリア・プランニング及び②職業能力証明の機能を担うツールとして、厚生労働省が様式を定めて普及を進めているものです。 どちらかと言えば、従業員さんが…
社会保険(健康保険・厚生年金保険)では所謂「年収の壁」が言われており、年収106万(正確には月額8万8千円)円や年収130万円が有名です。 これら年収の壁の影響を受けるのは主にパートタイマー・アルバイトですが、近年の…
定年後に再雇用される場合に、仕事内容の見直しやその他の事情により定年前と比べて賃金が減少する場合があります。60歳以上65歳未満の雇用保険被保険者(雇用保険の被保険者期間が5年以上あることが必要)については、賃金が定年…
地裁レベルではありますが、年次有給休暇の時季変更権について考えさせられる裁判例がありました。昨今の人手不足を踏まえると、将来的に時季変更権が形骸化しかねない危機感を覚えます。裁判例のご紹介とともに筆者なりの考えを示した…
傷病手当金はご存じでしょうか?傷病手当金とは、私生活上の病気、怪我によって働くことができない間の収入を補助する制度で、勤務先で健康保険に加入している方や、一定の要件を満たす退職者が利用できる健康保険の制度です。(業務上…