就業規則

御社の就業規則は自社の実態に沿った内容になっていますか?

 労働基準法では、常時10人以上の労働者を雇用する使用者に対して、就業規則の作成と届け出を義務付けています。逆に言えば、常時10人未満の労働者を雇用する使用者には就業規則の作成・届出義務は無いということですが、労使間トラブルの予防や労使間トラブルが発生してしまったときに会社が身を守るために、労働者が…
労務解説

デスク周りが不潔な従業員に対して注意、指導、懲戒処分をすることは問題ないか?

 食堂が用意できないために、デスクワークをする従業員については自席で食事を取ることを認めている(黙認している)ことがあるかと思います。また、食事まではいかずとも、休憩時や残業時にちょっとしたお菓子類を自席で食べるぐらいのことは許容されていることが多いのではないかと思います。  自席での飲食について普…
労務解説

外国人労働者とのコミュニケーション②

 前回は、文化的な違いや労働に対する考え方の違いが原因で意思疎通が上手くいかない事例を取り上げた動画教材(経済産業省)をご紹介しました。  今回は、厚生労働省が公開している外国人採用に役立つ3つの支援ツールをご紹介します。 ①冊子教材「外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集~日本人社…
労務解説

パートタイマーが残業命令を拒否 残業させることはできない?

 予定外に短納期の注文が入ったため、A課長はパートタイマー(1日の所定労働時間6時間)のBさんに2時間の残業を命じたところ、Bさんは「私はパートタイマーなので残業の指示には従えません」と言って残業を拒否しました。果たしてBさんに残業させることはできないのでしょうか?  結論としては、Bさんの労働契約…
労務解説

慶弔見舞金や飲み会の補助金の減額・廃止は不利益変更となるか?

 従業員の結婚や病気・死亡時に慶弔見舞金を支給している場合や、中には従業員間の交流促進を目的として飲み会の補助金を支給していることもあるかと思いますが、業績悪化時にそれらの減額や廃止をして問題ないでしょうか?  これらについて、任意・恩恵的なもの、福利厚生、又は企業設備の一環と考えられる場合には減額…
労務解説